帯状疱疹ワクチン定期接種のお知らせ（令和７年度）
令和7年度より、一定の年齢に達した方を対象に、帯状疱疹ワクチンの定期接種が始まります。
帯状疱疹は、加齢や疲れなどで免疫力が低下すると発症しやすくなり、強い痛みが長引くこともあります。
ワクチン接種により、発症や重症化を予防する効果が期待されています。
【対象となる方】
（1）仙台市に住民登録のある方
（2）令和7度中に65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方と100歳以上の方
（2）60～64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な方（身体障害者手帳1級相当程度）
【接種期間（令和7年度）】
令和７年４月１日～令和８年３月３１日
【自己負担額】
・不活化ワクチン（2回接種）：11,000円/回（計 22,000円）
・生ワクチン（1回接種）：5,000円
※ 実費の一部を市が助成しています
【予約方法】
接種を希望される方は来院時にご予約いただくか、当院までお電話で予約（022-253-0838）をお願いいたします。
❓よくあるご質問（Q&A）
Q1. 帯状疱疹ってどんな病気ですか？
A. 帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルスが再活性化して起こる病気で、体の左右どちらかに赤い発疹と強い痛みが出ます。50歳を過ぎると発症リスクが高まり、痛みが数ヶ月～年単位で続くこともあります（帯状疱疹後神経痛）。
Q2. どちらのワクチンを選べばよいですか？
A. 一般的に、不活化ワクチン（シングリックス）のほうが予防効果が高く、長く続くとされています。ただし、副反応や体調、持病によっては生ワクチンの方が適している場合もあります。医師とご相談のうえ、最適なワクチンを選びましょう。
Q3. ワクチンの副反応はありますか？
A. 接種部位の痛み、腫れ、発熱、だるさなどが出ることがあります。特に不活化ワクチンは副反応がやや強めに出る傾向がありますが、数日でおさまることが多いです。
Q4. 過去に帯状疱疹にかかったことがあっても接種できますか？
A. はい、可能です。再発を防ぐために、発症経験のある方にもワクチン接種が推奨されています。
